サウナで汗をかいていると、「こんなに汗をかいたのだからサウナってダイエット効果がある!」と思うことがあるのではないでしょうか?
運動をよりもサウナ室に入るだけで滝のように汗をかくので効率的に痩せれるよって思う方もいるのではないでしょうか?
学術的に証明されたものを見つけるのは難しいのですが、一応効果がありそうなダイエット効果4選について紹介させて頂きます。
ダイエット効果4選
①基礎代謝を活発化させて、老廃物が排出される
サウナで汗をかくことで、代謝を上げることによって、老廃物を排出させることができます。老廃物の排泄がスムーズにできるようになるため、むくみや便秘が解消されダイエット効果が得られます。
②HSP(ヒートショックプロテイン)により脂肪を燃焼させる
サウナで汗をかくと体温が上昇して、体温が38度前後になるそうです。さらに、体温が38度以上になると、HSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質が増えます。その増えたHSPが褐色脂肪細胞を活性化させます。
褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼させる作用があるので、褐色脂肪細胞を活性化させることで痩せやすい体質にすることができます。
また、HSPは他の効果として細胞を修復する作用、免疫増強作用、抗炎症作用などの効果もあるので、ダイエット効果以外のメリットもある。
③サウナを継続することで、痩せやすい体になる
先程説明したように、HSPによって脂肪を燃やす作用があるのですが、HSPのピークはサウナに入ってから2~3日後です。
なので、サウナ入ってから2~3日後にサウナに入ればその効果が持続できるのです。つまり、週に3回ほど入れば継続的に効果が続くわけです。
④水風呂による肥満防止
サウナに欠かせない水風呂ですが、皆様ご存知の通り自律神経を整える効果があるのですが、一説によると肥満防止につながるようです。
※詳しくわかった段階で更新いたします。
褐色脂肪細胞を活性化させる為のおすすめな入り方
さて、②で説明させていただいたようにHSPが褐色脂肪細胞を活性化させますが、褐色脂肪細胞については15分程度のサウナ利用で十分活発になるそうです。通常サウナは5分~10分くらいが望ましいと言われておりますが、15分だと長いと感じられるでしょう。そこで、15分と長めに入るためにはどういう入り方をすれば良いのでしょうか?
一つの方法としては、70度くらいの「低温サウナ」で長く入ることです。また、ミストサウナやスチームサウナも通常温度が低めためこちらもいいのかもしれませんね。しかし、低温サウナやミストサウナなどないサウナ施設は正直沢山あると思います。
その場合は、通常のサウナの下段に座ることも一つの手だと思います。
サウナ後の体重と水分補給
サウナ後に汗をかくと1kg減少すると言われておりますが、体重減少したからと言って喜んではいけませんね。こちらは脂肪が燃焼したわけではなく、単純に水分が減っただけですので、むしろそのまま放置せずに水分補給してください。
体内の水分量が減少して血液中の水分も減少すると、粘度が高い状態な「ドロドロ血液」になります。この「ドロドロ血液」だと、酸素や栄養素がうまく運搬されず血管が詰まってしまう危険性もあります。
ダイエット効果や健康のためにサウナに入っているのですから、水分補給はこまめにお摂りください。