ヴィヒタとは何でしょうか?サウナに通い続けていると、いつしか「ヴィヒタ」という言葉が耳に入ってくることがあるかと思います。何となく聞いたことがあるけど、どのようなものか知らない。「ヴィヒタ」は何かはわかるけど、どのような使い方で、どのような効果がわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこでヴィヒタについて解説しますので、サウナをより深く知るための参考になればと思います!
ヴィヒタとは何でしょうか?
ヴィヒタとは、簡単に言いますと、白樺の枝を束ねたものです。
実際に目で見てみると、かなりの本数が束ねられております。大体30本〜50本くらいでしょうか。
長さは50cmくらいでしょうか。
フィンランド式のサウナで利用されており、2000年前からフィンランドでは使われているそうです。西暦とほぼ同じぐらいの歴史があると考えると感慨深いものですね。
フィンランドは森の面積が国土の75%を占める国で、森に一番多いのは松だそうですが、2番目に多いのが白樺のようです。
豊富な白樺があるフィンランドにとっては、サウナとヴィヒタは切っても切り離せないものというのも過言ではないかもしれませんね。
ヴィヒタの使い方4つ
ウィスキング
ヴィヒタで肌を叩くことを「ウィスキング」と言い、フィンランド、ドイツでは施術として専門家が行うサービスですね。
次項で詳しく説明いたしますが、「ウィスキング」を行うことで、「発汗効果・血行促進」「美肌効果」「保湿効果」を得ることができるので、メリットづくしの行為であること間違いなしですね。
自分で叩くこともできますし、サウナ施設のスタッフに叩いてもらうことも可能です。ただ、「ウィスキング」があるところは限られていますので、ご注意くださいませ。施設によっては、サウナの温度調整、顧客への水分補給、水風呂のサポートなど一貫したサービスを提供している施設があったり、専門家もいらっしゃるようです。
いずれ紹介できたらと思いますが、千葉県の船橋にある「ジートピア」や東京都池袋にある「かるまる」が有名かと思います。
壁にぶら下げる
やはりサウナー皆さんがヴィヒタの香りを楽しむためには、サウナ室の壁にヴィヒタが吊るしてあるサウナを選ぶことがいいかと思います。視覚的にも癒されますし、適切な湿度と良い香りがサウナを演出してくれることでしょう。
壁にぶら下がっているサウナ室は多いとは言えませんが、日々の生活で疲れた時にヴィヒタのあるサウナ施設にいくと、活力が湧いてくるかもしれませんね。
東京都神田にある「SaunaLab Kanda」のフォレストサウナがいい感じですね!
また、自宅で利用してインテリアとして利用するのも一つの手かもしれませんね。
水風呂に浸す
ヴィヒタを浸してある水風呂を堪能する。
正直あまり見たことがないのですが、もしかしたらスポットのイベントなどでのあるかもしれませんね。
キンキンに冷えた水風呂に加えて、香りのいいヴィヒタの組み合わせ、水風呂好きにはたまらないものですね!
ヴィヒタで浸したロウリュ
ヴィヒタで浸したロウリュですね。
桶にヴィヒタを浸し、白樺のエキスを染み出させます。そのヴィヒタで浸した水をサウナストーンにかける「ロウリュ」
をすると、とても良い香りが広がります。
セルフロウリュなどした際には、ヴィヒタの香りがサウナ室に充満するため、自然の森林が目の前に広がってくるでしょう!
ヴィヒタの効果4つ
リラックス効果
ヴィヒタの特徴としては、まず思いつくことは「香り」が良いということです。
白樺の香りは大変清涼感のあるので、まるで森林の中に迷い込んでしまったと勘違いしてしまうほど、良き香りです。
このヴィヒタの香りからリラックス効果を与えてくれるのです。また、ヴィヒタの吊るされているところをみると、視覚的にも癒されること間違いないですね。
発汗効果と血行促進
特にヴィヒタで身体を叩いた時に効果があるものですが、ヴィヒタで身体を強く叩くとその強い刺激により血行が促進されて発汗効果を促すことができるのです。また、強く叩かれた時に、疲労物質の排出も同時に行われるため、体の疲れを溜め込んでいる方にとっては疲労も軽減してくれるでしょう。
殺菌効果
ヴィヒタには殺菌効果があります。
正直、初めてヴィヒタには殺菌効果があると聞いたときには驚きを隠せなかったのですが、ヴィヒタで使われる白樺の葉には、バクテリアを殺したり、傷口を消毒することができるそうです。
保湿効果
白樺は、「自然の石鹸」と言われておりまして、髪や肌には保湿の効果があるそうです。
元々サウナには美肌効果があると言われておりますので、ヴィヒタで更にに美肌になってしまいましょう!
ヴィヒタのアイテムの紹介やウィスキングの体験した感想、ヴィヒタの作り方など別途機会があればご紹介させていただければと思いますので、
ご期待くださいませ!